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タイワンウスキノメイガ |
幼虫:(2004/12/18)・終齢・ポプラ
12/05道安公園に若齢でいたものです。
前蛹状態で若干白くなっています。
これには黒い紋が浮かぶ変異が見られます。
成虫:(2005/01/06)・♀
羽化時期を間違えたようです。
♂のお尻には黒い毛束があります。
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チャハマキ |
幼虫:(2004/12/18)・終齢・ポプラ
12/05道安公園に若齢でいたものです。
意外と寒さに強く、真冬でも常緑広葉樹で 見かけることがあります。
成虫:(2005/01/12)・♀
♂とは大きさと外観が異なります。
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ウンモンスズメ |
幼虫:(2005/01/09)・蛹・不明
近隣の方の庭先にあったものを頂きました。
幼虫時の様子は不明です。
成虫:(2005/02/11)・♀
羽化時期を少し間違えたようです。
どの種にも共通して翅の緑(青)色は退色が 激しく新鮮な個体でないと得られません。
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チャノコカクモンハマキ |
幼虫:(2005/01/09)・終齢・ヨモギ
2004/12/21大池で若齢でいたものです。
第5腹節の背中には♂である性紋(生殖器) が現れています。
成虫:(2005/02/11)・♂
近似種とは、♀が困難ですが♂は判り易い。
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リュウキュウキノカワガ (番外産) |
幼虫:(2004/11/23)・蛹(繭)・タイサンボク幹
加古川市いなみの学園で左が上。
繭の表面には周辺の樹皮を削り取り貼り 付けるため周囲に溶け込む。
(繭の両端を赤矢印で示してあります)
この木にはヤマモモの枝が被さっています。
成虫:(2005/02/20)・♂
羽化時期を間違えたようです。
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カブラヤガ |
幼虫:(2005/01/01)・終齢・サクラ類
2004/11/20捕獲♀が産卵し孵化したもの。
樹上にいる種と間違えて飼育したため 不適切な食草であり、体色も淡い。
成虫:(2005/02/26)・♂
羽化時期を少し間違えたようです。
♂の触角は櫛歯状。
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ヒメエグリバ |
幼虫:(2004/12/11)・終齢・アオツヅラフジ・ 鳥羽小学校
前後が判らない容姿をしています。
天敵が致命的な部位(頭)を狙うのを迷わす 工夫と思われます。(頭は左)
真黒の体ときわどい配色は毒虫を匂わせ ます。(毒虫では有りません)
成虫:(2005/03/20)・♀
羽化時期を少し間違えたようです。
♀の前翅には中央に白筋が鮮明にあります。
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ナカグロモクメシャチホコ |
幼虫:(2004/10/11)・終齢・ポプラ・ 道安公園
お尻の角は尾脚が変化したもので開閉させ たり先端からニョロニョロしたものを 出して外敵を威嚇する。
蛹で越冬した。
成虫:(2005/04/04)・♀
羽化時期を少し間違えたようです。
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アオイラガ |
幼虫:(2004/07/22)・終齢・ソメイヨシノ・ 明石公園
亜終齢迄と外形が異なります。約26mm。
背中の模様は全齢を通じて共通で近似種との 見分けに利用できます。
隠れた場所に楕円球の繭を作り翌春の羽化が 近づくまで前蛹状態で過ごし蛹化します。
若齢の頃より単独行動で群れを作りません。
成虫:(2005/04/23)・♀
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チャハマキ |
幼虫:(2005/04/08)・終齢・シャシャンボ
03/19大池に若齢でいたものです。
幼虫で越冬していた可能性もあります。
第5腹節の背中には♂である性紋(生殖器) が現れています。
成虫:(2005/04/23)・♂
♀とは大きさと外観が異なります。
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スイカズラクチブサガ |
幼虫:(2005/04/16)・終齢・スイカズラ・ 大池
新芽の先で葉をよじるようにして巣を作る。
巣の中では緑地の幼虫は見つけにくい、巣は
判り易いが前蛹になると繭を作るため蔓上に 出てくる。
その時には、背中が蔓と同色の赤茶色に変化 し擬態する。繭は特異な形状をしている。
成虫:(2005/05/03)・?
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シリグロハマキ |
幼虫:(2005/04/17)・終齢・アラカシ・ 明石公園
頭の先から黒づくめの幼虫です。
ハマキガ科の幼虫で黒いものは珍しい。
成虫:(2005/05/03)・♀
和種名は♀のお尻が黒いことからの由来ら しい。
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バラシロヒメハマキ |
幼虫:(2005/04/17)・終齢・ノイバラ
04/16大池で亜終齢の眠状態でいたもの。
ヅングリモッコリ型で、頭の色は亜終齢まで 黒色のようです。約10mm。
成虫:(2005/05/07)・?
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マサキスガ |
幼虫:(2005/04/19)・終齢・マサキ・ 明石公園
葉っぱの間に糸を張り巡らした巣で宙に浮い て過ごしている。
蛹化は食餌植物から離れて行うようで時期が 来ると糸を伝って下に降りている。
確認できたものでは約5m離れた建屋の壁 にまで行っていた。
成虫:(2005/05/11)・?
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ヒロオビトンボエダシャク |
幼虫:(2005/05/05)・終齢・ツルウメモドキ
05/02大池にいたものです。
蛹化は食餌植物から離れて行うようで幼虫が いたところで蛹が見つかりません。
(近くの他種の植物の葉上にはありました)
成虫:(2005/05/23)・♀
食餌植物の周辺を飛び回っているのは♂で ♀は茂みの中で止まっていることが多い。
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リンゴハマキクロバ |
幼虫:(2005/04/30)・終齢・カイドウ・ 神田公園
葉っぱを折り曲げ巣を作っている。
若齢時は刺毛根元だけが白いが大きくなるに つれて白い部分は広がっていく。
成虫:(2005/05/31)・♀
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フタクロボシハビロキバガ(旧:フタクロボシキバガ) |
幼虫:(2005/05/12)・終齢・シャシャンボ
04/16大池で若齢でいたもの。
若齢時は主葉脈の際を削るように食し屑で 表面を覆った巣を作る。
大きくなると葉端から切り込みを入れ折り 曲げて巣を作り常に体の一部を巣に残し 食事をする。
蛹の頭にはボンボン状の突起があります。
成虫:(2005/05/31)・?
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ウチジロマイマイ |
幼虫:(2005/05/14)・終齢・カイヅカイブキ ・野々池貯水池
大きくなるにつれて白い部分が明確になる。
茂みの奥に隠れているが食事は表面に出て きて葉っぱの先端から食べる。
前蛹時には緑色化し蛹化の準備をする。
成虫:(2005/06/05)・♀
♂の翅模様は内側を除いてぼやけている。
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ブチヒゲヤナギドクガ (番外産) |
幼虫:(2005/05/21)・終齢・ポプラ・ 県立農業高校(加古川市)
台風で折れた切り株で越冬していたようだ。
隙間などに隠れており脇芽の葉っぱに食痕が なければ見逃していた。
蛹化は樹皮の割れ目等で行い、繭の表面には 千切られた樹皮屑が貼り付けられている。
成虫:(2005/06/09)・♂
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リュウキュウキノカワガ |
幼虫:(2005/06/02)・終齢・ヤマモモ・ 石ヶ谷墓園
既に前蛹状態にあるため本来の綺麗な緑色が くすんできています。
長い口吻があることは蛹の時から顕著に伺え ます。
成虫:(2005/06/14)・♂
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スゲドクガ |
幼虫:(2005/06/13)・終齢・ヨシ・大池
茂みの中では見つけ難いが蛹化の準備のため か先端の方に出てきていました。
毛虫型の中ではおとなしい配色の美麗種と 思われます。
成虫:(2005/06/16)・♀
これは幼虫と同所で既に蛹化していたものに よるものです。
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ヤマモモヒメハマキ |
幼虫:(2005/06/03)・終齢・ヤマモモ・ 石ヶ谷墓園
枝先の葉っぱを複数枚寄せた密閉型の巣を作 ります。
巣の内側の葉っぱを食べ糞も中に溜め込み 羽化するまで外に出てこないようです。
成虫:(2005/06/18)・?
これは夏型で越冬型とは翅模様が異なる。
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コフタグロマダラメイガ |
幼虫:(2005/06/21)・終齢・ツルウメモドキ・ 大池
成虫:(2005/07/06)・?
※ごめんなさい、特に印象のある記録、記憶が ありません。
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スギドクガ |
幼虫:(2005/07/02)・終齢・カイヅカイブキ
05/14野々池貯水池で産卵されていた卵を 採取し孵化させて飼育したもの。
標準的なのは緑色の緑型なのだが黄色の黄型 もいる。
成虫:(2005/07/10)・♂
♀は大きく翅は明るい。
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ウチスズメ (番外産) |
幼虫:(2005/06/12)・終齢・ポプラ
05/21県立農業高校(加古川市)で葉上に産卵 されていたものを孵化させて飼育したもの。
よく似たものにモモスズメとクチバスズメが いるがいずれも食餌植物が全く異なる。
成虫:(2005/07/15)・♀
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キノカワガ |
幼虫:(2005/07/02)・終齢・カキ・明石公園
繭はボート型と呼ばれるもので内側から簡単 に開くが外側からは困難。
羽化後もそのまま残り外観上では判らない。
成虫:(2005/07/16)・?
かなり激しい変異があり、基本的には緑色を ちらし樹皮上の地衣類に擬態している。
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ウスイロキンノメイガ |
幼虫:(2005/07/12)・前蛹・クズ・大池
本来は透明感のある幼虫であるが既に前蛹 状態になっていたため白色化している。
葉っぱを風船状にした密閉型の巣を作る。
成虫:(2005/07/19)・♂
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ホシヒメホウジャク |
幼虫:(2005/07/10)・終齢・ヘクソカズラ
07/07大池で亜終齢でいたもの。
これは紫型の終齢に脱皮したばかりのもの、 この他に橙型、緑型、緑無紋型がいる。
型が判るのは終齢になってからで亜終齢まで は全て白色のようです。約29mm。
スズメガ科の中では珍しく地上に降りず 葉っぱの間で簡単な繭を作り蛹化する。
成虫:(2005/07/20)・♂
前翅長、約17mm。
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マエジロマダラメイガ |
幼虫:(2005/07/23)・終齢・ネズミモチ
07/16明石公園で葉っぱに巣を作っていた。
本来は果実房に巣を作るのだが未だ実が なっていない。数匹の集団でいる。
巣は粘着性の糸で作られ、その中で粘着性の ない糸でトンネルを作り移動する。
成虫:(2005/07/29)・?
この個体は通常よりも小さい、同時に羽化 したものも同じで葉っぱで育った性か?。
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モンクロギンシャチホコ |
幼虫:(2005/07/16)・終齢・ソメイヨシノ・ 明石公園
亜終齢迄は頭のすぐ後ろの両肩に飛び出た 突起が目立つが終齢ではなくなる。
成虫:(2005/07/30)・♀
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アカザフシガ |
幼虫:(2005/07/24)・終齢・アカザ茎
07/22松陰で茎に作られた巣にいたもの。
巣は茎の途中に瘤状に膨れた状態に作られて おり、上側に脱出用の穴が蓋されてある。
成虫:(2005/08/02)・?
ツツミノガ科の中で外観同定できるのは この種のみである。
この個体は、すでに蛹化していたものです。
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イモキバガ |
幼虫:(2005/07/31)・終齢・ホシアサガオ ・明石川沿
巣は葉っぱを折り曲げた密閉状に作られ、 食事も糞も全て中で行われる。
成虫:(2005/08/07)・?
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クロスジキノカワガ |
幼虫:(2005/07/31)・終齢・ポプラ・ 道安公園
※ごめんなさい、特に印象のある記録、 記憶がありません。
成虫:(2005/08/09)・?
この個体の翅中央の黒い筋は薄い。
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タイワンウスキノメイガ |
幼虫:(2005/07/16)・?齢・ポプラ・ 道安公園
これは中齢か亜終齢の頃のものです。
成虫:(2005/08/16)・♂
この種の♂はお尻の黒い毛束でわかります。
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ヤママユ |
幼虫:(2005/06/04)・終齢・アラカシ
04/30明石公園で中齢でいたものです。
この種の終齢は5齢以上で7齢位か?。
大きくなると若い枝まで食する。
成虫:(2005/08/21)・♂
この種は変異が大きい。
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キイロスズメ |
幼虫:(2005/08/21)・終齢・ヤマノイモ・ 自宅
我家と道向かいの隣家によく発生していた。
これは茶型であるが他に緑型がいる。
成虫:(2005/09/09)・?
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プライヤアオシャチホコ |
幼虫:(2005/09/17)・終齢・クヌギ
08/29捕獲♀が産卵し孵化したもの。
亜終齢迄はほぼ同じ形態で大きくなるが、 終齢になると他種と間違うほど変化する。
成虫:(2005/09/29)・♀
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ワタノメイガ |
幼虫:(2005/09/24)・終齢・フヨウ・ 西明石北町公園
重なった葉っぱに巣を作っている。
成虫:(2005/10/21)・♂
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マエアカスカシノメイガ |
幼虫:(2005/10/07)・終齢・ネズミモチ・ 大池
新芽の葉っぱに巣を作っていた。
寒さに強い種らしく遅い時期にもみられる。
この種にも黒点が浮かび上がる変異がある。
成虫:(2005/10/21)・♀
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ナンキンキノカワガ |
幼虫:(2005/09/29)・終齢・ナンキンハゼ
09/25明石川沿いにいたもの。
繭表面には樹皮屑を貼り付けており擬態し 見つけ難い。
繭と蛹は特殊な工夫がされており音を発して 威嚇する。
成虫:(2005/10/30)・♂
木の幹に張付くと周囲に溶け込む擬態名蛾。
♀の翅は灰褐色で紫褐色の紋がある。
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フタトガリアオイガ(旧:フタトガリコヤガ) |
幼虫:(2005/10/06)・終齢・フヨウ
09/24西明石北町公園で中齢でいたもの。
お尻の朱紋、背中の紋や筋は終齢になって から初めて現れる。それまでは緑一色。
成虫:(2005/11/01)・♂
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ナミスジチビヒメシャク |
幼虫:(2005/10/29)・終齢・ダツラ
10/19捕獲♀が産卵し卵が孵化したもの。
取り敢えずとして与えたダツラを食したので そのまま最後まで与えた。約20mm。
成虫:(2005/11/20)・♀
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オオキノメイガ |
幼虫:(2005/10/30)・終齢・ポプラ・ 道安公園
重なった葉っぱに巣を作っている。
成虫:(2005/11/20)・♂
ノメイガ類の中では最も大きいものに 属する。
♂のお尻には黒い毛束がある。
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