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MARK  明石の蛾達:生涯生態
クロテンキリガ
開始:2014/10/05
更新:2015/03/08

各個体は、必ずしも同一個体とは限りません。
幼虫は初齢、若齢、中齢、亜終齢、終齢を使用。数値齢へは終齢齢数によって異なります。
【例】終齢=7齢の場合、初齢=1、若齢=2、中齢=3,4,5、亜終齢=6、終齢=7となり、終齢=5齢では一つずつ。
syougai10 形 態 卵(産卵2日後) 約0.6mm
撮影日 2014/03/31 室内飼育
捕獲していた♀が産卵したものです。
産卵直後に比べると少し白くなると共に卵頂の黒い部分が明確になっています。
syougai21 形 態 幼虫 初齢 約2.5mm
撮影日 2014/04/06 室内飼育
3日後の眠状態時には約3.5mmになっていた。
柔らかいアラカシの若葉を与えると食い付いてくれました。
syougai22 形 態 幼虫 若齢眠状態 約6.5mm 
撮影日 2014/04/12 室内飼育
この頃まではみんな同じで個体差はありません。
アラカシを与えています。
syougai23a 形 態 幼虫 中齢初期 約10mm 
撮影日 2014/04/14 室内飼育
明確な白い5本の筋が現れ間毎に濃淡の差がある色が浮き出て、頭にも点紋が現れています。
又、これらには個体差も生じています。
アラカシを与えています。
syougai23b 形 態 幼虫 中齢後期 約19mm 
撮影日 2014/04/17 室内飼育
筋および色がより明確になってきています。
眠状態になるころには約24mmになっています。
この頃から特徴的な数体に絞って飼育しました。
アラカシを与えています。
syougai24 形 態 幼虫 亜終齢 約27mm 
撮影日 2014/04/20 室内飼育 
個体差による特徴は維持されたままより明確になっています。
この個体は最も濃色のもの(↑と同じ個体)で頭と背盾板の模様も他とは異なっています。
アラカシを与えています。
syougai25 形 態 幼虫 終齢 約30〜33mm 
撮影日 2014/04/24 室内飼育 
淡色のものから順に並べてみました。
個体差による特徴はここまで維持されています。
上3体の頭と背盾板は点紋の大きさこそ違うがほぼ同様ですが下1体(↑と同じ個体)は明らかに異なります。
同好の方の情報によると幼虫態では見分けがつかない極似種が数種いそうなので要注意です。
終齢=5齢のようです。
アラカシを与えています。
sanagi 形 態 蛹  約15mm
撮影日 2014/05/03 室内飼育
土中に潜って蛹化するようです。
syougai41 形 態 成虫 ♀ 前翅長:約17.5mm
撮影日 2014/03/29 
↑の幼虫たちの母蛾です。
♀の触角は鋸歯状(枠内)になっています。
成虫の変異もかなりあるようです。
syougai45 形 態 成虫 ♂ 前翅長:約17mm
撮影日 2015/02/25 
♂の触角は両櫛歯状(枠内)になっています。
成虫の変異もかなりあるようです。