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MARK  明石の蛾達:生涯生態
キハラゴマダラヒトリ
開始:2012/04/15

各個体は、必ずしも同一個体とは限りません。
幼虫は初齢、若齢、中齢、亜終齢、終齢を使用。数値齢へは終齢齢数により異なる。
【例】終齢=7齢の場合、初齢=1、若齢=2、中齢=3,4,5、亜終齢=6、終齢=7となります。
tamago 形 態 卵 約0.8mm
撮影日 2011/06/02 捕獲産卵
捕獲中の♀が産卵したものです。
有精卵かどうかが判らないまま放置していたが孵化確認できました。
syougai21a 形 態 初(1)齢幼虫 孵化直後 約2mm弱
撮影日 2011/06/26 ダイズ (室内飼育)
うっすらと背中の褐色瘤を認められるがほぼ真っ白な毛玉虫です。

syougai21b 形 態 初(1)齢幼虫 約3mm
撮影日 2011/06/29 ダイズ (室内飼育)
褐色部分が徐々に濃くなっています。
既に脱皮前の眠状態になているようなのですが小さすぎてハッキリしません。
葉肉を齧り取るようにして食べています。
syougai22 形 態 若(2)齢幼虫 約6mm弱
撮影日 2011/07/03 クワ (室内飼育)
人様の畑からダイズの葉っぱを頂くのに気が引けてクワに変えています。
この頃から葉皮も食べ始めています。
syougai23 形 態 中(3)齢幼虫 脱皮直後 約10mm
撮影日 2011/07/06 クワ (室内飼育)
芋虫タイプのものは脱皮殻を食べてしまうようですが、毛虫タイプは放置するようです。
syougai24 形 態 亜終(4)齢幼虫 約18mm
撮影日 2011/07/10 ダツラ (室内飼育)
脱皮直後のようで4日後には10mmほど大きくなっています。
この頃から背中の太い褐色帯が判るようになり同時に褐色化してきます。
無精者には便利なダツラに変えて与えている。
youtyuu 形 態 終(5)齢幼虫 約30mm
撮影日 2011/07/17 ダツラ (室内飼育)
褐色部が更に濃くなり瘤の色が判り難くなっています。
毛の数も一段と増えヒトリガ幼虫らしくなりました。
終齢=5齢のようです。
sanagi 形 態 蛹 約15mm
撮影日 2011/07/26 室内飼育
右にあるのは幼虫態時の最後の抜殻です。
幼虫への脱皮では頭の付け根が外れ頭殻はポロリと形を保ったまま残りますが、蛹化時は頭が割れて抜殻は全て後方に押しやられます。
これは同じ様にすると狭い繭中で頭殻が頭側に残り羽化時の支障になるからと思われます。
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形 態 上:成虫♀ 前翅長;約20mm
中:成虫♂ 前翅長:約17mm
下:成虫♂の横 前翅長:約18mm
撮影日 上:2011/06/22(春生?) 
中:2007/10/11(秋生?) 
下:2007/08/01(夏生?) 
触角は、♀が糸状に近い歯牙状で♂が櫛歯状。
腹背は基本的には黄色(和名の由来)だが赤色のもいるそうであり要注意。
しかし、脚の黄色は固定している。