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MARK  明石の蛾達:生涯生態
ホシカレハ日本亜種
開始:2014/01/19

各個体は、必ずしも同一個体とは限りません。
幼虫は初齢、若齢、中齢、亜終齢、終齢を使用。数値齢へは終齢齢数によって異なる。
【例】終齢=7齢の場合、初齢=1、若齢=2、中齢=3,4,5、亜終齢=6、終齢=7となる。
tamago 形 態 卵 長方向約1.8mm 
撮影日 2013/09/30 ポプラにて
葉っぱの表面にこれくらいの個数ずつ散らばらせて産み付けられいるようです。
表面模様はカレハガに極似しています。
※以下の繭まではこの卵から孵化した2化の子で♂の記録です。
syougai21 形 態 幼虫 初(1)齢 約6mm
撮影日 2013/10/04 室内孵化 ポプラ
多くの幼虫達と同様に、最初に食べるのは自分が出てきた卵の殻(右下)。
毛虫タイプであろうと判るもののこれでは未だ正体が判らない。
※ホシカレハの幼虫は、6齢が終齢のよう。
syougai22 形 態 幼虫 若(2)齢 約11mm
撮影日 2013/10/11 飼育 ポプラ
既に終齢の姿をしています。
毛の長さや量はまだまだ少ないようですが・・・・。
syougai23a 形 態 幼虫 中1(3)齢 約19mm
撮影日 2013/10/18 飼育 ポプラ
大きさ以外にはほとんど変わりがありませんが2本目の毒針毛帯には朱色が多く混ざっています。
この頃に現れた朱色は成長に従って黒一色に変わるようです。
syougai23b 形 態 幼虫 中2(4)齢 約39mm
撮影日 2013/10/26 飼育 ポプラ
大きさ以外はあまり変化はありませんが、頭の大きくなる比率は体ほど大きくないのか頭が小さくなっていく感じがします。
本来ならこの時期に越冬のための冬眠に入るのですが室内飼育のためか成長を続けました。
syougai24 形 態 幼虫 亜終(5)齢 約40mm
撮影日 2013/10/31 飼育 ポプラ
体側面の毛束がどんどん立派になっていくと共に頭部を隠す毛束もその役目を果たすほどに成長しています。
11/07の眠状態の時には約60mmになっておりました。
youtyuu_hen02 形 態 幼虫 終(6)齢 約80mm
撮影日 2013/11/12 飼育 ポプラ
若齢から色模様がほとんど変わらないままです。越冬するのが樹皮の割れ目などならこの方が保護色的で便利かも・・・。
1化の子(変異体を参照)とは異なるよう。
通常は隠されている毒針帯の針はコシを持たせ収納に楽な板状になっています。
syougai31 形 態 繭 約50mm
撮影日 2013/11/29 飼育 ポプラ
葉っぱにくるまった中に繭玉を作ります。
繭玉は毛と糸で作られフニャフニャなのですが蛹化の際に蛹表面の体液が浸み込み固まるため脆いが形が整えられている。
点在する黒い部分は張り付けられた毒針毛。
頭は左側で右下は羽化時の脱出跡です。溶かされた形跡がないことから内側から押し広げたようです。
sanagi 形 態 蛹 約50mm
撮影日 2013/09/12 飼育 ポプラ
蛹の表面は白い粉で覆われている。
幼虫時の皮と蛹との間にあった体液が乾燥したもので、脱皮を助ける役目もあるものと思われる。
※これは大型の♀のもの。
syougai41 形 態 成虫 ♀(上)と♂(下) 触角の違い
撮影日 ♀ 2013/09/22 室内羽化 ポプラ
♂ 2012/06/25 ポプラの幹
♀♂共に触角には髭があります。♀のもハッキリとしたものですので単独では見分けにくいかもしれません。
※通常、♀の方が♂より大きいのですが♂ほどにしかならない個体もいますので単純に大きさで判断できません。