明石の蛾達:生涯生態 |
開始:2022/07/24 |
各個体は、同一個体でまとめています。 幼虫は初齢、若齢、中齢、亜終齢、終齢を使用。数値齢は終齢齢数によって異なる。 【例】終齢=7齢の場合、初齢=1、若齢=2、中齢=3,4,5、亜終齢=6、終齢=7となる。 |
形 態 | 卵 (約2mm) | |
撮影日 | 2022/05/25 捕獲母蛾が産卵 | |
既に産卵を済ましていたのか最後に産み落とした4個である。 この内で孵化したのは1個のみ、抱卵すべてが受精できないのかもしれない。 | ||
形 態 | 幼虫 初(1)齢(約4.5mm) | |
撮影日 | 2022/05/28 飼育(ブドウ) | |
孵化を諦めていたが1体のみ生まれてきた。 あの卵からとは思えぬほどの大きさは驚かされる。 尾角は卵に沿っていたため上方に大きく湾曲している。 | ||
形 態 | 幼虫 若(2)齢(約15mm) | |
撮影日 | 2022/06/03 飼育(ブドウ) | |
06/01では約10mmと4日で2倍、6日で3倍と大きくなるスピードが速い。 尾角は下方に緩やかに曲がっている。 | ||
形 態 | 幼虫 中(3)齢(約17mm) | |
撮影日 | 2022/06/05 飼育(ブドウ) | |
尾角の曲がりが緩やかになっている。 尾角と体の長さの比率は齢を増す毎にひらいている。言い換えれば伸びる体に縮む尾角といえる。 | ||
形 態 | 幼虫 亜終(4)齢(約28mm) | |
撮影日 | 2022/06/10 飼育(ブドウ) | |
ここまで体(尾角を除く頭からお尻まで)は均等に大きくなりスラリとした体形ですが終齢に 近くなると腹節以降だけが大きくなります。 尾角は真っ直ぐになっています。 | ||
形 態 | 幼虫 終(5)齢(約78mm) | |
撮影日 | 2022/06/21 飼育(ヤブカラシ) | |
脱皮直前の06/15では約40mmが06/18には約57mmと急速に大きくなっています。大量に食べるためヤブカラシに変えました。 尾角は短くなるとともに太くなり下方に湾曲しました。 | ||
形 態 | 蛹(約46mm) | |
撮影日 | 2022/06/27 飼育 | |
蛹化は葉っぱを綴った中でし土中には潜らないようです。 羽化が近づくと色が濃くなります。 | ||
形 態 | 成虫 ♀ (前翅長 約45mm) | |
撮影日 | 2022/05/23 亀池貯水池にて | |
この♀は最上段の卵を産卵したものです。すなわち母親です。 枠内は触角を拡大したもので♂よりも細く内側には微毛がある程度。 | ||
形 態 | 成虫 ♂ (前翅長 約38mm) | |
撮影日 | 2022/07/12 室内羽化 | |
この♂は上段の♀の子供です。すなわち息子なのです。 枠内は触角を拡大したもので♀よりも太く内側には沢山のヒダが並んでいます。葉片状と言われるものです。 |